配管抵抗低減剤 LSP-01 に関するお問い合わせについては、
お気軽に以下の『お問い合わせフォーム』をご利用ください。
Q. LSP-01製品概要
配管抵抗低減剤(DR剤:LSP-01)には 防錆剤の種類により
LSP-01A : 亜硝酸塩系防錆剤入り
LSP-01M : モリブデン酸塩系防錆剤入り
LSP-助剤 : 界面活性剤成分のみの
Q. 導入可能な施設は
『配管抵抗低減剤 LSP-01』は、ビル・工場・病院・デパート・ホテル・公共施設等の
5℃~65℃の密閉冷温水系で使用可能です。
Q. 剤の投入方法は
直動ダイヤフラムポンプを用いて、循環ポンプの吐出側より注入します。
Q. リスクは
1.解放部のある循環設備では、主剤の界面活性剤が発泡するため導入できません。
2.循環水の水質について、油分を含んでいるときはミセル構造の形成を阻害するため
注意が必要です。循環水の入替えや洗浄が必要になることがあります。
3.配管内の腐食が著しく、赤水がでる施設への導入はお勧めできません。
4.漏水のある施設では、DR効果を維持するために定期的な濃度測定による管理が
重要です。
Q. DR剤濃度管理について
毎年 定期的に以下の項目について測定する
DR濃度関係 ・界面活性剤 ・対イオン剤
水質関係 ・pH ・電気伝導度 ・鉄 ・亜鉛 ・銅
防錆剤関係 ・防錆剤成分(A:亜硝酸イオン M:モリブデン酸ナトリウム)
Q. 投入前の循環水を希釈や入替えを行う場合は
事前の相性試験や水質分析結果より判断し、DR効果を阻害する恐れが有る場合
希釈規模等を決定します。
Q. DR剤を補充する場合の基準は
定期的に循環水の濃度分析を行い、個々の成分の不足分を補充します。
Q. 水質調査のサンプリングについて
DR剤を導入予定の系毎の循環水を2リットル程度採水します。
採水の際は、充分に排水し採水容器を共洗いした後に採水します。
Q. DR剤の寿命は
DR剤の主成分の劣化は有りません。
Q. DR剤の交換時期は
定期的な濃度測定を実施して、交換時期や補充量を決定します。
Q. エア抜きへの影響は
通常の場合、問題有りません。
Q. 配管腐食への影響は
配管抵抗低減剤 LSP-01 には 防錆剤が含まれています。
Q. DR効果が低下する要因は
主剤の界面活性剤が吸着により濃度低下を生じ、対イオン剤との配合バランスが崩れる
ことにより棒状ミセルの形成が弱くなり、効果が低下する。
漏水等により希釈され、全体の濃度が低下し、効果が低下する。
Q. 保有水量の確認方法は
施工図より個々に配管径と長さから求めます。(◎)
循環系へ薬剤を注入し、その濃度より求めます。(◎)
熱源の容量に係数を加えて求めます。(○)
密閉式膨張タンク容量より求めます。(△)